奄美ねこ、あんくの出会いから
- RyujiEnn

- 10月11日
- 読了時間: 2分

奄美大島に移住して半年過ぎた今、改めてこの不思議な大きな流れを振り返ってみる。
猫を飼う為に居住した東京文京区。引越して間もなく2024年、大田区での猫譲渡会へ申し
込んだが、メール確認ミスで逃し。。。次の開催まで待ってられず、ネット検索したら別の猫譲渡会開催を見つけた。しかも明日に近所の雑貨屋さんにて。更!に希望していた長毛、メスの子がいるではないですか!!
次の日、飛んでいくように会にお邪魔してご対面。子猫が多い中、3歳でしかも体格も良く、片目で貫禄たっぷり、長毛はこの子だけ。ネットで見た時からインパクトはあったが、会場では異彩を放っていた。猫ビギナーなのでスタッフの方に相談しつつも少しビビりがあったが、トライアルでどう?の一言で決断。2週間後に迎えることになる。名前はこの頃、米麹を使用した手作りあんこを毎日食べていたので、”あんく”ちゃんと命名。いずれ飼う時に備えて名前だけは考えておいていた。
ここでふとした事を思い出す。ネットで見た時、会場でも他の猫ちゃんには出身地書いてなかったのにあんくだけ奄美大島出身との表記。大島紬でなんとなくはイメージできたものの、九州の南方の温暖な島?か。もうちょい年取って温い島とかに住めたらいいな、くらいの憧れはあったのだがここにきて奄美を意識するように。
そしてほどなく、近所の上野東京都美術館で大きく「奄美」の文字が目に入る。晩年奄美に移住して描き続けた画家、”田中一村展 奄美の光 魂の絵画” の告知であった。知らなかった画家だが、開催してすぐに美術館へ。ずらりと並ぶ、未知なる奄美風景画の数々に圧倒されたが、何より一村が50歳で奄美移住した行動力に感銘した。
ならば、移住は奄美大島か?と、検索。すぐにアクセスでき参加したネット奄美移住セミナーからの、リアル体験ツアー。外から来る人は家見つけるのが難しいと言われる中、あれよあれよというまに奄美への移住が決まる。
東京最後のこの時期、親しくしていた方に色々助言ももらっていて、移住に関しても見事にその通りに事が進んでいったのです。作られたかのような話だが、紛れもない事実です。
あんくも奄美に帰りたかったのか、出会ってから急に流れが変わり、うねりが巻き起こった。猫はスピリチュアルな存在ともされるが、この一連の経験はそう確信せざるを得ない出来事でした。


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